花とみどりのコラム

【二十四節気】大雪/たいせつ

【二十四節気】大雪/たいせつ

今回は二十四節気では22番目の季節、大雪(たいせつ)についてお話ししていきます。
こちらもおおゆきではなくたいせつです。
  
 
   

大雪とは

大雪とは、12/7~12/21頃の時季をさします。
山々に雪が降り積もるころとされ、日に日に厳しい寒さに。
熊やリスなどの動物や虫たちが春まで冬ごもりに入るといわれています。
年末が近づくこともあり、師走らしいせわしない毎日…と感じる方も多いかもしれません。
子どもたちは、来たるクリスマスにドキドキワクワクの日々を過ごしていることでしょう。
 
  
   

大雪の食べ物

この時季に旬をむかえのは、大根やレンコン、ニンジンなどの「根菜野菜」
寒くじっとしてしまいがちな日々に、根菜類は血行を促して代謝をよくする働きをしてくれます。
  
 
   

大雪の花

クリスマスローズ

大雪の花は「クリスマスローズ」
“ クリスマスの時季に咲く、バラのような花  ”という意味から名づけられたといわれています。
実際はバラではなく、キンポウゲ科の宿根草で、ガーデニングに人気のある植物です。
   
 
 

大雪の行事

12月13日は「正月事始め(しょうがつごとはじめ)」
“ 正月を迎える準備を始める日 ”として、「煤払い(すすはらい)」があります。
一年溜まったすすやほこりを掃除して、家の中をキレイに清めて、新年に神様を迎える準備をします。
   
   
   

七十二候

  • 閉塞成冬(そらさむくふゆとなる) 天地の気が塞がって冬となる
  • 熊蟄穴(くまあなにこもる) 熊が冬眠のために穴に隠れる
  • 鱖魚群(さけのうおむらがる) 鮭が群がり川を上る
※七十二候(しちじゅうにこう)とは、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間を指します。 
  
   
大掃除は年末年始に!と思われている方も多いと思います。
本来はこの12月13日に行う、正月事始めの煤払いが習慣に。
意味を知って早めに始めれば、年末に慌てずゆっくり過ごせますね。
慌ただしい毎日ではありますが、体調管理を怠らず来たるホリデーシーズンに備えていきましょう!
 
  
  
筆者:関戸 編集:油井・蒲原

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